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【導入企業インタビュー#1】テックタッチ導入により作業効率の向上を実現。~プロジェクトに関わった全員が報われるツール~

こんにちは!
テックタッチ広報担当です。

テックタッチでは、大手企業を中心に「テックタッチ」の導入を進めています。

今回は、経済産業省らが優れたデジタル活用を行う企業を選定する「DX銘柄(旧「攻めのIT経営銘柄」含む)」において、2019年・2020年・2023年に選定された大日本印刷株式会社(以下、DNP)のDX推進トップリーダーとして携わる金沢貴人氏に「テックタッチ」導入の経緯と効果、同社の取り組みについて、代表の井無田がインタビューしました。

<金沢氏プロフィール>
大日本印刷株式会社 常務執行役員 金沢貴人(かなざわ たかひと)氏
ABセンター長、教育ビジネス本部 担当/情報システム本部 担当/情報セキュリティ委員長/技術・研究開発本部 ICT統括室 担当

1984年青山学院大理工卒、同年大日本印刷入社。2004年ビジネスフォーム事業部製造本部蕨工場長、IPS事業部システム開発本部長、DNPデータテクノ社長を経て、18年に情報システム本部長、22年に常務執行役員 ABセンター長、情報システム本部担当に就任。


―――私たちテックタッチとの初めての接点は覚えていらっしゃいますか?

金沢氏:はい、もちろんです。紙の印刷需要が減り続けるなか、当社の事業やビジネスモデルを大きく変えなければならない状況に置かれています。

新しいビジネスが生まれる度に、弊社の社内システム基盤の仕組みをその都
度更新することは難しく、社員に多少無理をしてもらい活用していたことが実情でした。このような中で、人事系や経費精算などの管理システムでは他社製の既成品パッケージを入れることが一番効率的だと考え、システム導入を推進していました。

しかしいざ導入すると、「使いにくい」とか「こう直してほしい」など社員からクレームが多数ありました。これまで使っていた自社開発のシステムとの設計思想が違って使い方に慣れないだけで、システム自体は良いものなのに、です。

情報システム部の社員の心が折れかけていましたね。なんとかしないといけないと思い、様々なツールを探しているうちに巡り合えたのが「テックタッチ」でした。

『テックタッチ』導入によりクレームが減り負担から解放

―――人事系と経費精算のSaaSパッケージ製品を導入されましたね。効果はありましたか?

金沢氏:はい。『テックタッチ』のデジタルガイドがあれば、今のシステム自体のプログラムを書き換えるなどの大幅な改造をしなくても使い勝手が格段に改善することが分かりました。その瞬間、プロジェクトに携わった社員は大きな負担から解放されたんですよ。
私はこの潜在能力が結構すごいなと思っています。そのプロジェクトに関わった全員が報われる、そういう位置づけのツールだと思っています。

毎日操作する性質のシステムではないと、操作方法を忘れてしまう。それが当然なので、覚えなくても操作できるように画面にガイドをつければいいという発想が「テックタッチ」。その手があったか、と。

―――ありがとうございます。本当に嬉しいです。デジタル人材を最適配置するために、業務効率化部分は我々のような会社を使ってもらえればと思っていて、そこのお手伝いをさせていただけるというのは、すごく私達としてもやりがいがあります。

自社サービスをデータドリブンで改善できる

金沢氏:もう一つ、自分たちが提供する社外向けサービスにも導入することでスピーディーに使い勝手を改善できる、と気づき、2023年5月に教員向けのDNP学びのプラットフォーム 「リアテンダント®」(クラウド版)にも「テックタッチ」を導入しました。

導入当初は、利用者である先生方の操作サポートや、利用方法に関する問い合わせを減らしたいということが出発点だったのですが、テックタッチさんの仕組みをやっぱり深く理解していくと、「どこで先生がつまずいているか」が見えてくる。

単にデジタルガイドとして使うのではなく、分析機能がついていて、どこでつまずいているのか、入力に時間がかかっているかなどがわかるので、システムの改良点が見えてきた。つまり、我々の製品をもっともっとブラッシュアップできるソリューションでもあるのだとわかりました。データドリブンにサービスを改善するとはこういうことか、と。

―――ありがとうございます。私達のソリューションは、業務効率化に加えて、お客様の事業強化に繋がるようなデータ獲得やソリューションでもあるので、経営強化の一部を担わせていただける例がもっと増えるといいなと思っています。

今後は新事業の仕組みの構築と海外展開していきたい

―――今後、金沢さんが実現したいことはありますか?

金沢氏:我々が担っている情報システム領域でやって行くべきは、DNPの根底となるような基盤は共通基盤として作り上げた上で、これから出てくる様々なビジネスに適合できるようにクラウドシフトを1,2年で実現したいと思っています。

今後はさらに、ビジネスの主軸が海外に変わりつつあります。
DNPの基盤を支えるシステムやDXを国内だけでなく海外にも展開していかなければならない。

なおさら、御社の製品の需要が増してくると思います。いち早くテックタッチの製品も、グローバルスタンダードなサービスに成長していってほしいと思います。

―――肝に銘じます。DXと言うと、どうしても「やらなきゃいけない」「取り残されてはいけない」というニュアンスが感じられることもあるのですが、すごく前向きに明るい未来をつくっていくというトーンで金沢さんとお話しできてとても楽しかったです。

大日本印刷株式会社の金沢さま、ご協力ありがとうございました!
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