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三井住友フィナンシャルグループ グループCDIO磯和氏が語る、大企業とスタートアップとの連携によるメリットとは


こんにちは!
テックタッチ広報担当です。

テックタッチは、大手企業を中心に導入されています。
これはスタートアップ企業の中では珍しく、2022年3月、経済産業省が「スタートアップ企業と事業会社の連携」について指針を発表するも、大企業とスタートアップ企業の実質的な連携は道半ばという現状があります。

本記事では、全国の金融機関が加盟する日本電子決済推進機構が運営するスマホ決済サービス「​​Bank Pay」、オンライン金融管理サービス「Olive」の開発などに携わり、三井住友フィナンシャルグループ、ひいては業界全体のDX推進に貢献する磯和啓雄氏に、「大企業とスタートアップの連携によるメリット」について、代表の井無田がインタビューしました。

<磯和氏プロフィール>
株式会社三井住友フィナンシャルグループ 執行役専務 グループCDIO 磯和啓雄(いそわ あきお)氏
1990年入行。法人業務・法務・経営企画・人事などに従事。リテールマーケティング部・IT戦略室(当時)の立ち上げに部長として参画。デビットカードの発行やインターネットバンキングアプリのUX向上等を推進。トランザクション・ビジネス本部長としてBank Pay・ことらなどオンライン決済の商品・営業企画を指揮。
2022年デジタルソリューション本部長、2023年より執行役専務 グループCDIOとして三井住友フィナンシャルグループのDXを牽引。

大企業とスタートアップとの関わりには、社内の風土醸成などのメリットあり

―――磯和さんは、大企業とスタートアップの関わりについて、どのように考えていらっしゃいますか?

磯和氏:つい先日、社内会議で「スタートアップとの関わりにより新しい価値を生み出すことが重要」と発言したところです。会議の一議案として持ち込むほど、個人的にはスタートアップとの関わりを重要視しています。

―――ありがとうございます。身が引き締まる思いです。大企業とスタートアップが関わるメリットについて、どのように考えていらっしゃいますか?

磯和氏:数年前、RPAなどにより社内の業務に関するDXが加速しました。それ以来、目新しい業務改善が行えていませんでしたが、最近、御社含めスタートアップとの関わりが増え、再び社内のDXが加速する兆しが見えています。スタートアップと大企業が関わることでアイデアの幅が広がったりスピードが加速しますし、社内の風土醸成などのメリットがあると考えています。

スタートアップと組むうえで、大企業が求めるセキュリティレベルと乖離があり、検討に時間がかかる場合もあります。

様々なハードルがありますが、これを乗り越えた後の大企業とスタートアップのシナジーによって生み出される社会的価値は、非常に大きいと考えています。

はじめは人手がかかるかもしれませんが、私達とは全く違う発想を持つスタートアップとは、今後も一緒に取り組んでいきたいです。


株式会社三井住友フィナンシャルグループの磯和さま、ご協力ありがとうございました!

株式会社三井住友フィナンシャルグループのDXの取り組みについては、翔泳社運営の、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディア「EnterpriseZine」における、以下の対談記事で語っていただいています。

ぜひご覧ください。